前進するアベノミクス

1アベノミクス「第3の矢」に関する最新の進展

アベノミクスに関する最新の動き

米の生産調整の見直し

米の生産調整の見直し

行政が各農家毎に生産目標数量を示し、助成も行うことでこれを実現。

生産者等が自らの判断で生産を行うよう、生産数量目標の配分を5年後に廃止。

「戦略作物」の振興

生産調整に伴い、主食用の米からの転作を奨励。

マーケットインの考え方に基づき、麦・大豆・飼料用米などの作物について、生産性の向上や高付加価値化を後押し。生産調整下で活用されてこなかった水田の積極活用を図る。

一般用医薬品のインターネット販売規制の見直し

(※) 「例外」は①スイッチ直後品目23品目及び②劇薬5品目だが、①については、今後原則3年以内に安全性を確認した上でインターネット販売が可能となり、例外ではなくなる。②については、対面販売を義務付ける5品目中4品目は性機能障害改善薬、他の1品目は殺菌消毒薬。

年代ごとの実質GDP成長率の推移 政府債務残高(対GDP比)の国際比較

電力システム改革の断行

第1段階:広域系統運用の拡大[2015年(2年後)目途に実施]
電力需給のひっ迫等に対応するため、地域を越えて電気を融通しやすく。[2013年秋の臨時国会で法案が成立]

第2段階:小売参入の全面自由化[2016年(3年後)目途に実施]
家庭でも電力会社や料金メニューを自由に選べるように。[2014年通常国会に法案を提出予定]

第3段階:送配電部門の法的分離、小売料金規制の撤廃[2018―2020年(5―7年後)目途に実施]
送配電網を誰もが公平に利用できるよう、電力会社の送配電部門を別会社化して、その中立性・独立性を高める。また、電気の小売料金を全面自由化し、競争力のある電気料金に。
[2015年通常国会への法案提出を目指す]

公的・準公的資金の運用等の見直し

有識者会議(座長:伊藤隆敏・東京大学大学院教授)による提言(2013年11月20日公表)の概要

(1) 運用目標・方針
(2) ポートフォリオ(運用対象)
(3) リスク管理体制等のガバナンスの見直し
(4) エクイティ資産に係るリターン最大化

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